2014年11月14日金曜日

はるばる。






はるばる、ボストン美術館より、北斎が帰って来ておりました。最終日に上野に観に行ってまいりました。



 
 
 
 
 
 
 
 
こんな構図、こんな色彩、極限のモダニズム。本当にこんなセンスの持ち主が天保の時代に
 
誕生していてくれたのですね。それも九十年も。
 
展示の終わりに北斎の次女が描いた、晩年の北斎の日常の姿がちょっと、可愛いものでした。
 
ほぼ、一日中、十一月から四月まで、炬燵の中から、首だけ出して、絵を描いている北斎の
 
姿、夜もその炬燵の中で寝ていたの注釈つき。そのしぐさの可愛い事。
 
天才とのギャップが新鮮でますます、ファンになります。
 
ボストン美術館のコレクションだけで実に五万点なそうな。充実の人生はのちの人々にも
 
大きな喜びをもたらせてくれて、いるのです。
 
 
 
 
これから、充実の人生を重ねるお若い方からのプレゼント。手まりのような、日本色の菊が
 
美しいひとかごです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿