楽器屋さんで頂いたカレンダーの今月、八月の人は、大好きなピアニスト、ポリーニ。今も好き。
で、若い時代のポリーニの演奏はもっと、好き。一人よがりだとは思うけど。感性の相性はまるで
とっておきの場所に隠してる宝石箱、みたいなものかな。
もう少し、9月もこのままでいてほしい、ポリーニさまなんです。
そして、もう一人、音楽評論家、吉田秀和。いろいろな見方もあるようだけれど、私はこの人の
選曲にうなずけることがおおいみたい。繊細で根っこのところの明るさをうしなわない選曲にいつも
希望を感じているんだな~って思う。去年のクリスマスに、吉田秀和著(永遠の故郷、cd版)を
プレゼントされて、嬉しかった。歌曲に交じって、エリーゼの為に、が入っていた。おなじみの
エリーゼの為に、がいやに心に沁みてこの人の選曲の確かさを改めて思った
。
いつも、そばに置いておきたい、愛しい曲たち。